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医薬品の支出削減の取り組み (さいたま市立病院・500床以上)

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医療機関名 さいたま市立病院
経営主体 国公立病院
病床規模 500床以上
所属部門 その他
投稿者 中川 幸男(財務課課長補佐)
公開日 2014-07-16
背景
 当院では、自治体病院共済会様の医薬品値引率調査の結果を参考に目標を設定し、医薬品卸会社大手4社と値引率の交渉をしています。交渉は、薬剤科長と用度係長で交渉にあたっています。さらに昨年度は、メーカーの特担(特約店担当者)に対して病院の要望を伝えることにより、医薬品卸会社との値引交渉で効果をあげることができました。
取り組みの内容
 ジェネリック医薬品については、より安価で購入できるジェネリック医薬品専門卸業者から購入しています。
 病院に安定して医薬品を供給できるジェネリック医薬品専門卸業者を検索し、医薬品購入予定リストを渡してジェネリック医薬品専門卸業者から見積提案を提出させます。提案でジェネリック医薬品専門卸業者が得意とするメーカーのジェネリック医薬品について改めて入札することにより、卸会社大手4社よりも、より安価で納入することができます。
 先発医薬品からジェネリック医薬品への切替えについては、院内の医師の合意も必要となりますが、ジェネリック医薬品専門卸業者の得意とするメーカーのジェネリック医薬品を病院で採用することができれば削減効果は大きくなります。
取り組み後の状況
 MRPベンチマークシステムを利用した診療材料の価格交渉及び医薬品値引率の交渉により、平成22年度に27%台であった材料比率が25年度は24%台まで引き下げることができました。

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