院内型SPDを採用の取り組み (中東遠総合医療センター・500床以上)
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院内型SPDを採用の取り組み
医療機関名 |
中東遠総合医療センター |
経営主体 |
国公立病院 |
病床規模 |
500床以上 |
所属部門 |
その他 |
投稿者 |
田邊 保博(管理課施設物品係主査) |
公開日 |
2014-01-24 |
- 背景
- 院内型SPDを採用した経緯だが、統合前の旧病院においては、袋井市民病院は院外型SPDを、掛川市立総合病院は院内型SPDを採用しており、統合の際には新病院のSPD形態についてどちらを採用するか、選定が非常に難航した。
そこで、中央管理化の流れがある事や、DPCによる包括評価制度を採用している病院の増加に伴い、患者の原価把握・請求漏れの改善・在庫削減が重要視されている事を鑑み、医事整合や患者の管理分析データの蓄積が可能という理由から、新病院では院内型のSPDを採用した。
- 取り組みの内容
- 当院のSPDの特徴
(1)定数外品含む全品をラベル管理し、全て消費管理している。
(2)SPDマスタは外注のため、メンテナンスフリー。
(3)SPDマスタと医事マスタは自動接続されている。
(4)センター在庫品と部署直送品があり、定数漏れすると設定された数量で自動発注。
(5)定数設定を順次見直している。
(6)定数入数は2種類のみで、決定権はSPDセンターにある。
(7)ラベル台帳は回収。
(8)持ち込み使用材料は、患者番号をデータ入力している。
(9)医事請求前に医事整合を行い、修正した上でレセプト提出をしている。
(10)月次資料の作成。
- 取り組み後の状況
- 商品マスタの運用については、旧袋井市民病院における院外SPDで運用していた際には、手入力で納品管理をしていたので、新規の商品があると入力が煩雑になったり、同じ商品でも業者によって違う名称になっていたり、償還改定時における償還価の変更が非常に煩雑であったりと、様々な運用上の問題が生じていた。そこで、新病院になってSAVE-HPを導入し、MRPポータルサイト「医療手帖」よりデータをダウンロード後システムに流し込むという運用を図るようになってから、手入力の省略等、情報管理にかかる手間が大幅に減少した。
価格交渉については年度での価格交渉を行っている。価格の基準についてはMRPのベンチマークシステムの平均値をベースに、単品ごとに希望価を提示し交渉を行っている。償還改訂公示前から現時点の市場価格での交渉をし、公示後に再交渉を行う流れを採用している。上層部及び経営層に目標金額を提示し実施している。
こんな事例もあります
【社会福祉法人恩賜財団済生会 支部千葉県済生会 千葉県済生会習志野病院】
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テーマ:
業務効率化
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