整形・脳神経外科インプラント関連の共同購入について -5年間の取り組み-																	(独立行政法人地域医療機能推進機構 大阪病院
独立行政法人地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター・500床以上)								 
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									| 医療機関名 | 独立行政法人地域医療機能推進機構 大阪病院 独立行政法人地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター
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									| 経営主体 | 公的病院 | 
																
									| 病床規模 | 500床以上 | 
																
									| 所属部門 | その他 | 
								
									| 投稿者 | 仙田 宣浩(会計課係長) 玉野 圭司(施設課係長)
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									| 公開日 | 2011-05-27 | 
							
						
					 
				 
				
					- 背景
-  JCHO大阪病院及びJCHO星が丘医療センターでは、整形・脳神経外科インプラント関連の共同購入を5年間に渡り実施している。
 共同購入実施に至る経緯としては、両院の事務部がそれぞれ、コスト削減に強い意欲を持っており、JCHO大阪病院から共同購入の実施を提案したことが発端となった。
 
 また、共同購入が合意される上で、両院で次のようなポイントがあった。
 1)JCHO大阪病院・・・共同購入を実施することで、大きなコスト削減だけでなく、その他のメリット(各メーカーに対するアピール・職員の意識向上など)も期待した。
 JCHO星が丘医療センター・・・共同購入によりコスト削減と業者間での競争を更に促進し、今後当院としてコスト削減を強く行っていく姿勢をアピールしたい。
 
 しかし、共同購入を開始した当初は問題点もあった。具体的には以下のようなものである。
 ?材料を実際に使用するDr.の了解を得ること。
 ?交渉のために物流コードを統一すること。
 ?成果に対して思惑を統一させること。
- 取り組みの内容
-  共同購入成功の為のポイントしては、次のようなものがあった。
 (1)インフラ整備の充実
 ・品目別購入数、単価差、仕入先情報を正確に得る
 ・対象外品と対象品を区別
 (2)事前の分析
 両院の現状のボリュームや購入単価差、仕入先業者、何よりも裂く減額を事前に分析する必要がある。
 (3)各納入業者における営業エリアが同じであった為、売上増大の可能性が高い。
 (4)院内説明(特にドクター)の実施
 共同購入にあたっての自院の協力体制の確立・・医局(Dr.)への説明、手術室への影響等説明
 ・商品変更はしない事の説明
 ・業者変更の了承、運用ルールの徹底など
- 取り組み後の状況
-  これまでの5年間の共同購入を振返ってみると、以下のような思いがある。
 1)単独施設での交渉以上に大きな成果が出た。
 2)各病院で起こった問題も共同購入の問題として、両院で取り組むことで早期に解決できた。
 3)他の業者にもコスト削減を強い姿勢で行う事を示せた。
 4)共同購入とは、安易には出来ないものである。
 5)今後も持続するためには新たな方策(企画)が必要。
 
 また、今後の目標として「償還原価率の維持」を考えており、その為の対策として、「価格対応力のある業者選択」と「共同購入への新規病院の参加」を実施したいと思っている。
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