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久留米大学における医療材料費、薬品費の経費削減の取組み (学校法人 久留米大学・500床以上)

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医療機関名 学校法人 久留米大学
経営主体 学校法人
病床規模 500床以上
所属部門 用度・調達
投稿者 財務部用度課
公開日 2017-01-12
背景
医療経費の現状と課題
平成21年以降、医療収入は上昇しているが、高額薬剤院内処方化の影響等で医療経費も上昇しており、
平成26年には収益の差(事業活動収支差額)はほとんどない状態に陥った。
これに対し、用度課としてはこれまで共同購入やベンチマークシステムの導入等、
経費削減への取組みを行ってきたが、更なるコスト抑制に向け、抜本的な方策が必要な状況になっている。
取り組みの内容
医療材料費削減の取組み(医療材料SPD業務委託見直しと新たな経費節減の取組み)
患者・医療従事者・病院の満足度を高めるため、
用度課として「経費削減」、「業務改善」、「業務創造」に取り組んだ。
医療材料の費用に関しては、価格交渉権の委譲を含む経費節減を企図し、試算を行った結果、
十分な成果を期待できるとの判断から業者選定作業を実施した。
選定の結果、業者を切り替えることになり平成28年10月より新規受託業者が運営している。



【業務改善効果】
業者を見直すことにより、在庫や請求に関する運用方法等、改善するべきポイントが浮き彫りになり、
よりよい運用を目指すための契機となった。
物流方法を見直すことで、無駄をなくし、効率的な運用につながった。

■年間およそ8,000件の手術に対応するため、一部キット化を導入し、必要物品の見直し
 及び看護師の負担軽減につながった。
■より効果的な交渉のため、価格交渉権をSPD業者に譲渡。(最終価 格決定権は病院が保有)
薬剤費削減の取組み
【従前の方法】
 これまで先発品と後発品など、カテゴリー毎の納入価の決定や高額薬剤の消費突合を実施(継続中)していたが、
 もっと大きな成果を得る必要があった。

【現在の取組み】
 先発品について価格交渉を行うと伴に、後発薬についても納得できる価格まで交渉を繰り返している。
  ※後発薬数量シェア:70%以上(平成28年10月現在)
 高額薬を院内処方化として、収益増につなげている。
  ※一部、収益差マイナスの品目あり。
取り組み後の状況
病院経営の課題と支出削減の課題
【病院経営上の課題】
  ・効率化による手術件数増加により「平均単価」を増加させること。
  ・効率化により下がった病床利用率、平均在院日数に対する対策を立てること。
  ・機能分化を図るための医療連携の更なる強化を図ること。
【支出削減の課題】
  ・新たなボトムアップの取組みを模索すること。
  ・現場の声を聞き、業務の改善につなげること。
ホームページリンク
学校法人 久留米大学


※本稿は、平成28年11月25日に開催された第3回九州エリア病院調達業務実務者会議にて講演いただいた際の講演内容を、医療手帖取材班でまとめたものです。

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