岐阜大学医学部附属病院紹介と当院の物流管理について																	(岐阜大学病院・500床以上)								 
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									| 医療機関名 | 
									岐阜大学病院 | 
								
																
									| 経営主体 | 
									特定機能病院 | 
								
																
									| 病床規模 | 
									500床以上 | 
								
																
									| 所属部門 | 
									用度・調達 | 
								
								
									| 投稿者 | 
									加藤 弘之(総務課調達係係長) | 
								
								
									| 公開日 | 
									2015-02-09 | 
								
							
						
					 
				 
				
					- 背景
 
					-  新規材料は、「材料運営委員会」の審議を通過の後採用される。委員会の構成メンバーは委員長(材料部長)・副委員長(各診療科からおよそ1名)、中央診療部門・看護部・事務部門のメンバー等、およそ40名からなる。
 しかし一方で、委員会の運営に関して以下のような問題点が残っているため、今後の改善活動が急務となっている。 
					- 取り組みの内容
 
					-  当院の物流システムは業者委託しており、センター面積は206平米ほど。棚卸しはバーコード読み込みによって計算しており、年二回実施(9月末・3月末)している。手術部のような大きな部署の棚卸しの際は、事務方だけでなく他部署の人員も巻き込んで行っている。
 検収作業は棚卸しと同様バーコードリーダーを用いて、倉庫外で行っている。シールは色別で判定・管理しており、赤色は患者別消費識別用、青色は持込品・預託品用、黄色は(患者に紐付かない)部署内での消費に対応している。シール台紙上だけでなく、データ上でも色別でそれぞれカウントできるようになっている。
 岐阜大学では平成25年度に赤字決算となり、院内で費用削減が叫ばれるようになった。診療材料は平成25年3月に入札済みだったが、再度6月に交渉を行った。その結果、年間4千万円の削減に成功したが、一方で以下のような疑問が残った。
・そもそも自院の診療材料の価格は安かったのか?
・他院と比べた自院の価格は安いのか?
・更なる価格交渉の余地は残っているのか?
 そこで、病院経営改善の一助の為にも客観的な情報を知るために、平成26年10月1日にMRPベンチマークシステムを導入した。2度目の交渉の結果、C判定以下が大幅に減少し、S判定からB判定の割合が増加(改善)した。 
					- 取り組み後の状況
 
					-  当院では、医療材料費適正化のためのWG(ワーキンググループ)を立ち上げ議論を行っている(構成員は各診療科の先生、看護部、事務部門の代表者)。WGの所属は経営戦略室であるため、ここで決定された事項は病院長をはじめとした執行部に持ち込まれ、各診療科に通知され実行される仕組みとなっている。
 今後は自院にとっても業者にとってもWin-Winとなるような価格交渉が出来ないか模索しながら、ベンチマークシステムを用いた分析・交渉等を行っていく。また、上述したような費用削減の為の施策を考え、継続していきながら、更なる経営改善に貢献していきたいと考えている。 
				
				
				
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