当院の医療材料の方針
■手術材料については制限せず出来る限り医師が使いたい物を使用して頂く。
■消耗品に関しては原則院内統一とし、入れ替えについては材料委員会にて承認が必要。
■MRPベンチマークシステムにて平均価格以下が採用条件。
■半年に1度程度で全体の価格をチェックし、当院の価格がMRPベンチマークシステムの平均価格より上回っていないかを確認。
当院の状況について
【当院の医療材料と医薬品の状況】
MRPベンチマークシステムで当院の状況を確認し、平均より安い価格の購入割合が多い。
ただし、A判定が少ないという状況。
※ベンチマークを用いて、平均ではなく「A判定」の上端を業者に提示し対応中。
【当院のSPDの状況】
以前はA社が院内全てのSPD管理を行っていたが、平成28年5月の新病院移転後より変更。
SPDへ付加価値を求める。
*******************************************************************************
●手術室SPD(K社)
手術室のみに特化したSPD管理を行う。
●手術室以外SPD(A社)
病棟及び外来、内視鏡室等の手術室以外を管理。
*******************************************************************************
手術室SPDの狙い
1.看護師等、当院職員のピッキング作業負担軽減
リブドゥ社の手術キットを導入しているがそれだけでは、看護師のピッキング作業はなくならない。
★職員の負担感は確実に軽減
⇒手術室内の業務量調査にて毎年チェックを行い業務がどう変わったかを確認。
2.高額なシステムを導入せずに術式毎の原価分析を行う
〈参考資料〉
【ポイント】
・診療科単位、術式単位等でどれだけ利益が出ているのかを容易に把握可能。
・利益が出ていない術式の材料の見直しに使用。
・医療機器の購入・更新等の根拠付けに利用可能。