公立館林厚生病院の概要
●所在地
〒374-8533 群馬県館林市成島町262番地の1
●病床数
329床(一般病床: 323床、感染病床:6床)
●診療科目
内科、精神科、循環器内科、内分泌糖尿病内科、アレルギー呼吸器科、
小児科、外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、
心臓血管外科、消化器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、
耳鼻咽喉科、麻酔科、リハビリテーション科、放射線診断科、
放射線治療科、歯科、歯科口腔外科 (24科)
公立館林厚生病院は、近隣6市町(館林市・板倉町・明和町・千代田町・大泉町・邑楽町)により邑楽館林医療事務組合を設置主体とする、地域唯一の公的総合病院です。
地域の中核病院としての役割を果たすとともに、当病院の理念である「信頼、安心 すべては、患者さんのために」を基に、時代の要求である「人にやさしい医療」の提供を行い、各科とも、常に、高度特殊医療を目指した医療の展開を行っています。
診療材料の採用及び価格交渉における課題
当院の診療材料費用は年間5.8億円前後と支出の約10%を占めています。当該費用の削減及び効率化は、病院の安定経営に不可欠であります。
私が用度担当に就いた当初の診療材料の価格交渉については、毎年度の見積もり合わせのみ行われている状態であり、メーカーや業者間の競争が行われているか疑問を感じるところでした。
また、材料の採用については、医療現場に言われるがまま行われており、用度担当者が知らない間に製品が先に納入及び使用され、後から見積書が提出されることすらありました。
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(主な問題点)
・ 新規採用過程が簡易的。同種同効の材料が多数存在。
・ 業者が直接現場医師及び医療スタッフに営業しており、用度担当に情報が入ってこない。
・ 既存材料については年1回の材料単価見積合わせで妥結。
・ 適正価格の情報が不足。
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