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初期投資なく「病院の省エネ・省CO2化」と「高品質な医療環境の整備」を両立 (社会医療法人寿楽会 大野記念病院・200-300床未満)

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医療機関名 社会医療法人寿楽会 大野記念病院
経営主体 医療法人
病床規模 200-300床未満
所属部門 その他
投稿者 本稿は医療手帖編集部にて取材した内容をまとめたものです
公開日 2018-06-22
背景
病院の概要
大野記念病院は、大阪市に位置し、2014年に開院90周年を迎えた歴史ある病院で、
ホスピタル・コミュニケーション(医療を通じた人々との心のふれあい)を経営理念としている。
取り組みの内容
同院は、設備の老朽化でエネルギー消費が増大するなど、設備の改修時期を迎えていた。
しかし、設備の改修には多額の費用を要するため、思い切った改修に踏み出しにくい状況だった。
省エネにより削減した経費を高品質な医療環境の整備にあて、ひいては地球環境にも貢献したいとの思いから、
省エネ・省CO2化が喫緊の課題となっていた。

ちょうどその頃、関電エネルギーソリューション(Kenes:ケネス)からオール電化によって空調や照明等の機器を
省エネ機器に一括改修する提案を受けた(※通常のユーティリティサービスにESCO方式を付加した提案)。
一般的にオール電化は初期費用が高くなりがちだが、ユーティリティサービスであれば
Kenesが初期費用を調達し負担、同院はサービス料金を毎年支払うだけなので、
一時に多額の資金を投入しないで済んだ。

また、ESCO方式を付加すれば、サービス料金が光熱水費の削減分で賄われることに加え、メリット保証もついた。
さらには、Kenesが提案する先進的な省エネ機器を導入することで、
国土交通省が公募する『住宅・建築物省CO2先導事業』の補助金を獲得することができ、
省エネ改修費用を大幅に低減できるため、毎年のサービス料金が下がり、メリットがさらに増した。
資金面がネックになっていた同院にとって、採用を決意する大きな決め手になった。
取り組み後の状況
サービス開始後は、ほぼ目標通りに光熱水費が削減され、
CO2排出量にいたっては改修前と比べて年間で50%の削減を実現した。
また、従来は毎年徐々に修繕工事を行うため、費用がかさむとともに、
長期間にわたり設備が使用できないこともあったが、
一括改修により工事・メンテナンス費用や
工事による影響も最小限に抑えることができた。
ホームページリンク
社会医療法人 寿楽会 大野記念病院

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